犬の知能は人間の2~3歳児程度だと言われているが、このほど中国で人工呼吸器を装着した飼い主の姿を初めて目にした犬が、明らかに飼い主が病気だと理解しているようかのように一晩中そばに寄り添った。この忠実な犬のことを『South China Morning Post』『Mirror』などが伝えている。
中国・河南省新郷市に住むシャオさん(邵、56)が飼っている3歳のゴールデン・レトリバー“マオマオ(毛毛)”の動画が、中国ネチズンの心を温かくしている。
動画は昨年4月に撮影されたもののようだが、最近になってSNSで多くの人にシェアされ話題を呼んだ。シャオさんは普段からマオマオをとても可愛がっていた。
そんなシャオさんは昨年の春頃、高血圧と心臓病を患っていたことから医師に「突然心停止を起こす可能性があるため、就寝中は人工呼吸器をつけるように」と言われたそうだ。
シャオさんは家庭で使える人工呼吸器を購入し、昨年の4月14日に初めて人工呼吸器を装着して眠ることとなった。するとシャオさんの見慣れない姿を目にしたマオマオがベッドにやってきて、シャオさんの胸に頭を乗せ、心配そうに顔を覗き込んできた。
シャオさんはマオマオが人工呼吸器に興味を示しただけと思ったようだが、そばにやってきた途端に「クーン、クーン」と鳴き出したそうだ。シャオさんは「心配しないで、大丈夫だからあっちに行きなさい」とマオマオを優しくベッドから押し出そうとした。
しかしマオマオは再びシャオさんの胸に頭を乗せて、