アメリカの人気俳優ウィル・スミスが米時間2日、“コロナ太り”した自身の全身写真をInstagramにアップした。見た目が「自分史上最悪」と自虐気味に綴ったウィルだが、リアルな自身の姿をさらけ出したこの投稿は瞬く間に9万件以上のコメントが届いた。さらに4日には短パン一丁の姿を披露したウィル、「自分史上、最高の体型を手に入れる!!!!!」と決意を新たにしている。
1990年代に人気を博したシットコム『ベルエアのフレッシュ・プリンス』でチャーミングな魅力を放ち、たちまち国民的人気俳優となったウィル・スミス。愛嬌のある笑顔と振り幅の広い演技、そして身長188cmのスレンダーな体型から数々の大作映画に出演してきた。アイコニックな作品『メン・イン・ブラック』シリーズではスタイルの良さが際立つ黒のスーツ姿が称賛を集め、『バッドボーイズ』シリーズや『インデペンデンス・デイ』(1996年)、『アイ,ロボット』(2004年)といった作品の中では鍛え上げた見事な肉体を惜しみなく披露し、世の女性ファンを虜にした。
アクション俳優としてのみならず、都会的なプレイボーイや哀愁漂う中年、ディズニーの名物キャラクターなど実に様々な役柄を演じてきたウィルは、役作りにかけるその徹底したプロ意識にも定評がある。伝説のボクサー、モハメド・アリの半生を描いた『ALI アリ』(2001年)ではコロラド州アスペンに移住してジムでのトレーニングや約8kmのランニングを行い、4か月という短期間におよそ16kgの増量に成功した。
20代前半でブレイクを果たして以来、俳優としてストイックに役作りに打ち込むハードな日々を過ごしてきたウィル。30年にわたりハリウッドの第一線を走り続けてきた彼だが、最近はパンデミックの影響も重なって、体型維持に関しては昔ほど気を遣わない日々を過ごしていた様子。今月2日にはそんなライフスタイルを裏付けるように、