いつもは騒がしく動き回っているという羊の群れが、鳴き声も出さず整然とサークル状に並ぶ光景を通りがかった男性が写真に収めた。日課のサイクリングで毎日この羊を見ていた男性は、初めて目にした光景に「催眠状態にあるのかと思った」と話している。羊の謎の行動に頭を悩ませた男性だったが、SNSに投稿するといとも簡単に原因が特定されたという。『The Argus』などが伝えた。
英イースト・サセックス州ロッティングディーン在住で、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校で教鞭を執るクリストファー・ホッグさん(Christopher Hogg、47)は先月27日、日課であるサイクリングの途中で普段は見かけない奇妙な光景を目にした。
「いつものようにサイクリングをしていて、丘を越えた先に巨大なサークル状のものが見えたのです。1.6キロほど先にあったのですが、それでもとても大きいと感じました。ティーカップのソーサーみたいな形をしていて、エイリアンの宇宙船のようでもありましたよ。」
「キレイだなと思ったのですが、それで済ませるには少し奇妙な感じでしたね。自転車を走らせてもう少し近づいて見ると、そのサークルは多数の羊によってできていたものだと気付きました。」
発見当時のことをそのように語るクリストファーさんは、自転車でこの羊の群れの横を毎日通っているが、このような光景を見たのは今回が初めてだという。
「羊はいつも鳴き声をあげていて騒がしいのです。ところがその日はじっとしていて、とても静かでした。静まり返っていて、羊たちは催眠状態にでもかかっているのかと思うほどでしたよ。とても不気味でしたね。」
クリストファーさんはその光景を写真に収めて自宅に戻り、