3月9日夜、南アフリカのケープタウンは強風に見舞われた。そんな中、ある高級レストランで強風にあおられて樹齢300年の大木が倒れるというハプニングが発生した。『News24』など複数のメディアが伝えている。
ケープタウンではこの時期、強い風が吹く。あまりの強風に自転車レースが当日になって急遽中止したこともあるほどだ。今回の強風は、あるレストランの大木を襲った。
このレストラン「The Conservatory」は、小さいながらも贅沢なホテルとして有名な「The Cellars-Hohenort」の中にあり、楢の大木を囲むようにレストランが建っている。大木の四方は強化ガラスで囲まれており、昼は明るい自然光が差し込んでくる。
3月9日夜、ケープタウンは寒冷前線が通過、最大瞬間風速が時速50キロ以上を記録した。テーブルマウンテン山裾地域にあるこのレストランのあたりでも、風が吹き荒れていたようだ。その強風で楢の木は根元から持ち上げられ、太い幹が途中で折れて倒れてしまった。その大木の数メートル先に座っていたのは、西ケープ州知事のヘレン・ツィレ氏だった。ツィレ氏はこのレストランがあるホテルで結婚式を挙げたので、