米時間23日、ヘンリー王子がサンフランシスコのテクノロジースタートアップ企業に“就職”したことが伝えられた。このたびヘンリー王子は、2013年に創業した「BetterUp Inc.」の“CIO（Chief Impact Officer）”という役職で迎えられたが、同社はメンタルヘルスに関するコーチングやサポートを提供するテクノロジー開発会社だという。同社ホームページに掲載された挨拶文では、王子自ら「メンタルヘルスにまつわるネガティブなイメージを向上させたい」「助け合いと温かみに溢れたコミュニティーを築いていきたい」と抱負を語っている。

米時間7日に放送された特別番組『Oprah With Meghan And Harry: A CBS Primetime Special』の中で、「Netflix」や「Spotify」といった大企業と大型契約を結んだのは、王室からの離脱で経済的援助を断たれたためで、自身や妻メーガン妃、愛息アーチーくんの警護費用を捻出するための手段であったことを明かしたヘンリー王子。

母ダイアナ妃の遺産やこれらの大型契約で舞い込んだ大金をつぎ込み、現在のカリフォルニアでのライフスタイルを手に入れたヘンリー王子だが、このほどそんな王子がさらに新たな収入源を確保したことが明らかになった。“Prince”、“Duke”、“Captain General”などこれまで様々な肩書きとともに生きてきたヘンリー王子に、新たに加わったタイトルはなんと“CIO（Chief Impact Officer）”。サンフランシスコを拠点に活動するスタートアップ企業「BetterUp Inc.」への“就職”が決まったのだという。

『WSJ（Wall Street Journal）』『Forbes』など複数のメディアが伝えたところによれば、