「少々アタマの弱いブロンドお嬢様」―パリス・ヒルトンが世間からそんな肩書きを付けられていたのは、今ではもうすっかり昔のこと。現在のパリスはDJやTVプロデューサー、活動家などとして活躍する傍ら、実業家として一大エンパイアを築き上げている。2004年のローンチ以来、これまで手がけたフレグランス商品の数は28種類、2800億円超という驚異的なセールスを記録しているのだ。

元祖“お騒がせお嬢様セレブ”、“おバカなブロンド”などと形容され、パーティー三昧のライフスタイルが度々取り沙汰されてきたパリス・ヒルトン。2003年～2007年に放送されたリアリティ番組『シンプル・ライフ』では、無知で世間知らずなワガママ娘パリスが繰り広げるドタバタ劇が人気を呼び、「少々アタマの弱いブロンドお嬢様」のイメージを不動のものにした。

その後、数々のインタビューを通じて「あれは本当の私じゃない」「単にキャラクターを演じていただけ」だったことを明かしたパリス。番組終了後は実業家として本格的に自身のビジネスに邁進、現在はDJやTVプロデューサー、活動家などとして多方面で活躍を遂げている。今年2月にはかねてから交際中だった恋人カーター・リウム氏と婚約、そしてその数日後に40歳の誕生日を迎えた。

そんな公私ともに絶好調のパリスがこのほど、妹ニッキー・ヒルトン（37）とともにファッション誌『L’OFFICIEL』イタリア版の表紙を飾り、世間が抱く偏ったイメージについて、