高級車好きで知られる歌手ジャスティン・ビーバー(26)が、またもや新車を手に入れた。ロールス・ロイスを近未来的なデザインにカスタマイズしたもので、3年を費やしてロサンゼルスのセレブ御用達カスタムショップによって手掛けられた。ジャスティンがこの車をドライブする姿が先月に目撃されており、ファンの間では「あの車は一体何?」と話題になっていた。カスタムショップが現地時間19日に動画を公開し、カスタムカーの詳細やジャスティンがピックアップに訪れる場面も見られる。
ジャスティン・ビーバーから依頼を受けてロールス・ロイスの改造を手掛けたのは、ロサンゼルスを拠点とするセレブ御用達のカスタムカーカーショップ「West Coast Customs」だ。同社はMTVの番組『Pimp My Ride(邦題:ピンプ・マイ・ライド ~車改造大作戦!~)』なども担当している。
同社の公式YouTubeチャンネルは現地時間2月19日、ジャスティンの依頼を受けて近未来的に改造したロールス・ロイスの動画を公開した。改造したのは、ロールス・ロイスの超高級車レイス(Wraith)だ。2018年製でリテール価格は33万ドル(約3500万円)ほどだが、改造後の価格は明らかではない。黒い車体にはマットシルバーの塗装が施され、サイドパネルがタイヤハウス全体を覆う近未来的なイメージにカスタマイズされた。
「West Coast Customs」オーナーのライアン・フリードリングハウス氏(Ryan Friedlinghaus)は「未来的ということを考えた時、25年後のロールス・ロイスがどのようになっているかを想像しました。それで僕達は、こんな車があっても良いなと思ったんですよ」とカスタマイズのデザイン案について説明した。
ライアン氏は3年前、ジャスティンから「ロールス・ロイス」社が発表した電気自動車のコンセプトカー「103EX」と同じデザインのモデルを購入したいと相談を受けた。同社に問い合わせたところ販売予定がなかったため、