イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達・番外編】マドンナや安室奈美恵のプロデュースを手掛けた英ミュージシャンのソフィー、アテネで転落死

マドンナのシングル『Bitch I’m Madonna』(2015年)の共同制作や安室奈美恵のシングル『B Who I Want 2 B feat. HATSUNE MIKU』(2015年)のプロデュース、英ポップ歌手チャーリーXCXのEP『Vroom Vroom』(2016年)など多くのアーティストとコラボレーションを展開した。

2017年には楽曲『It’s Okay To Cry』でソロ活動を再開、2018年リリースのデビューアルバム『Oil of Every Pearl’s Un-insides』は、第61回グラミー賞「最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム賞」にノミネートされた。同年ソフィーは『PAPER』のインタビューに応じ、トランスジェンダー女性であることについてこう話している。

「私にとってトランスジェンダーであるということは、自分の魂と精神に合わせて身体をコントロールするということなの。そうすることで体と心のバランスが保てなくなったり、生きることがつらくなるということがなくなるから。」

トランスジェンダー女性として音楽活動を行ったソフィー(画像は『Transgressive 2017年10月23日付Instagram「It’s Okay to Cry is out everywhere today, the new song by our latest signing @sophie_msmsmsm」』のスクリーンショット)

ソフィーが亡くなる2日前には、所属レーベルから新曲『UNISIL』がリリースされたばかりだった。

ソフィーの訃報を受けて、著名ミュージシャン達がツイッターで追悼の言葉を述べている。

音楽プロデューサーのナイル・ロジャースは「RIPソフィー。あなたは最も革新的でダイナミックで温かな人物の1人だった。2019年にサウスバンクセンターで一緒に仕事をしたのは楽しかったよ」とツイート。

ナイル・ロジャースからの追悼メッセージ(画像は『Nile Rodgers 2021年1月30日付Twitter「#RestInPower SOPHIE!」』のスクリーンショット)

歌手サム・スミスは「心が痛む知らせだ。世界は天使を失った。先見の明がある、世代のアイコンだった。君の光は、これから来る世代に多くのインスピレーションを与えるだろう。辛い時期を過ごすソフィーの家族と友人に、心からお悔やみ申し上げます」と偲んだ。

アデルコールドプレイを担当した音楽プロデューサー、ポール・エプワースは「本当に悲劇的だ。何という音楽的な遺産なのだろう。お悔やみを申し上げます」とコメントしている。

画像は『Transgressive 2019年7月30日付Instagram「It’s true…you can now hear the full @sophie_msmsmsm OIL OF EVERY PEARL’S UN-INSIDES non-stop remix album on YouTube!」、2017年10月23日付Instagram「It’s Okay to Cry is out everywhere today, the new song by our latest signing @sophie_msmsmsm」』『Nile Rodgers 2021年1月30日付Twitter「#RestInPower SOPHIE!」』『samsmith 2021年1月30日付Twitter「Heartbreaking news.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

サム・スミス、「心が痛む知らせだ」とツイート(画像は『samsmith 2021年1月30日付Twitter「Heartbreaking news.」』のスクリーンショット)

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