スコットランド出身のミュージシャンのソフィー(SOPHIE、34)が、現地時間1月30日にギリシャの首都アテネで事故死した。トランスジェンダー女性のソフィーは歌手やDJとして活動した他、マドンナや安室奈美恵などのプロデュースも行った。デビューアルバムがグラミー賞にノミネートされるなど、実験的なポップミュージックが高く評価された。所属レーベルは、ソフィーが誤って転落死したと伝えている。
ソフィーのマネジメントチームは現地時間1月30日、「ミュージシャンでプロデューサーのソフィーが今朝4時頃、突然の事故により在住地のアテネで亡くなりました」と声明を発表した。
「ソフィーは新しいサウンドの先駆者であり、過去10年間で最も影響力のあるアーティストの1人でした。独創的な作品と創造性に加え、メッセージやビジュアルも注目されました。解放のアイコンでした。」
ソフィーの所属レーベル「Transgressive Records」の公式SNSは「彼女は満月を見るために登った場所で、誤って滑り転落した」と事故の詳細を伝えている。
トランスジェンダー女性のソフィーは、歌手、音楽プロデューサー、DJ、ソングライターとして活動、シンセサイザーを取り入れた実験的なポップミュージックが高く評価されてきた。
ソフィーはスコットランドの都市グラスゴーで生まれ育ち、10代の頃から音楽活動に没頭、2013年にデビューシングル『Nothing More To Say』をリリースした。3作目シングル『Lemonade』は評論家から絶賛され、2015年のマクドナルドCMソングに起用された。
歌手やDJとしての活動のほか、