ジョー・バイデン大統領の妻ジル夫人が、このほど育児雑誌のインタビューに登場した。長年家庭と仕事の両立を続けてきた夫人は、自身の経験を振り返りながら「母親も自分だけの時間を持つことが大切」「完璧でなくてもいい」とワーキングママ達にエールを送っている。
第46代ジョー・バイデン大統領の妻ジル夫人(69)は2009年~2017年の8年間、オバマ政権下で副大統領を務めた夫をセカンドレディとしてサポートする傍ら、自身のキャリアもキープし「ノーザン・バージニア・コミュニティ・カレッジ」にて教鞭をとっていた。教職を自身の“パッション”・“生きがい”と呼ぶ夫人は、ファーストレディになってからもその思いは変わらず、現在もキャリアを続行している。ホワイトハウス外でフルタイムのキャリアを持つ最初の“ファーストレディ”となった夫人は先日、Zoomを通じてホワイトハウスから授業を行ったばかりだ。
妊娠中そして子育ての真っ只中というタイミングで2つの学位を取得し、キャリアアップを図ってきたジル夫人は、教育者という自身の職業に誇りを持ち、家庭と仕事の両立を実現させてきた。「結婚したらキャリアは諦めるべき」「妻は夫のサポート役」―そんな古い慣習を覆し、“ファーストレディ”となってからも仕事を続ける夫人の姿は、世界中のワーキングママ達から幅広く支持されている。
そんなジル夫人がこのほどアメリカの人気育児雑誌『Parents』3月号に登場し、コロナ禍で家庭と仕事の両立に奔走する世のワーキングママ達にエールを送っている。
「私の受け持つ生徒さんの中には母親も多いんです。彼女達は皆それぞれ仕事を持っていて、中には2つ以上掛け持ちしている生徒さんもいますし、子供や家族の世話をしながら学校の課題をこなしています。皆さん、本当に多くの負担の中で日々をこなしているのです。」
勤務先「ノーザン・バージニア・コミュニティ・カレッジ」でリアルなワーキングママ達の奮闘を日々目の当たりにしているジル夫人は、