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writer : yukke

【海外発!Breaking News】車の四方に貼られた「2m、ヘビ…」のメモ ボンネットを開けて驚く(豪)<動画あり>

バッテリーとボンネットの間には2mほどの大きなヘビがトグロを巻いていたのだ。発見されたヘビはオーストラリアでよく見られる“カーペットニシキヘビ”だった。

スチュアートさんは「このメモを残してくれた人は最高の人物です」と言い、ヘビ発見当時をこのように振り返っている。

「冗談にしてはあまりにたくさんのメモが車に貼られていました。メモをいくつも残すのは骨の折れる作業ですからね。」
「もしサオリさんが(気付かずに)運転していたら、ヘビがフロントガラスから出てきて事故を起こしたか、ヘビが怪我をして車が故障してしまったかのどちらかだったと思います。」
「最悪の状況になったかもしれないことを考えると、(彼女に警告するために)ペンと紙を取りに走り、戻ってきてくれたこの人物は素晴らしいと言えるでしょう。」

サオリさんがどうにか感謝の気持ちを伝えたいと、自身のFacebookにメモと捕獲されたヘビの写真を投稿し「警告のために4つもメモを書いて、私の車の至る所に貼ってくださった親切な方へ、本当にありがとう」と綴ると、この投稿はたちまち話題となりSNS上で拡散されるようになった。

すると投稿した日の午後3時半頃、サオリさんに「ヘビを見つけたかい?」とある紳士が話しかけてきたという。

サオリさんは「この人に違いない!」とすべてがつながったような気分だったそうだ。ポールさん(Paul)と名乗るこの近所の男性こそ、まさにサオリさんに警告のメモを書いた人物だった。

SNSを使っていないポールさんは、サオリさんの投稿を目にしていなかった。またヘビがどうなったのかも知らなかったため、その後を気にして様子を見に来てくれたようである。

ポールさんは25日の早朝、夜釣りに出ていたところ草むらの上に横たわっているカーペットニシキヘビを発見したそうで、そのヘビを突っついてみたところ、サオリさんの車の下に逃げ込んで見えなくなってしまった。サオリさんの2ブロック先に住んでいるポールさんは、車で家に帰って警告するメモを書いて、戻ってきたそうだ。

この話を聞いたサオリさんは「このためだけに時間をとって行動してくれたなんて、信じられないわ」「ほとんどの人は肩をすくめて、他人の問題だって立ち去ることでしょう」とポールさんへ感謝の意を明かしている。

ちなみに現在、ヘビの繁殖期を迎えているオーストラリアでは民家付近でのヘビの目撃情報があとを絶たない。昨年11月には自宅の裏庭で、9歳の少女が猛毒のヘビに噛みつかれるもテレビから得た知識を生かして冷静に対処し、一命をとりとめていた

画像は『7NEWS.com.au 2021年1月26日付「‘IN AROUND ENGINE’: Woman makes deadly discovery after stranger’s note raises alarm」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 YUKKE)

サオリさんの車のボンネットにはカーペットニシキヘビが!(画像は『7NEWS.com.au 2021年1月26日付「‘IN AROUND ENGINE’: Woman makes deadly discovery after stranger’s note raises alarm」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット)

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