エッセイ集『世の中と足並みがそろわない』(2020年11月発売)が話題のお笑い芸人・ふかわりょうが1月11日、Twitterで20歳頃の写真を公開して「新成人おめでとう」とツイートした。さらに白いヘアターバンを巻いて「シュールの貴公子」と呼ばれた当時の姿とともに、ニックネームの変遷をたどったところフォロワーから「懐かしい」と反響を呼んでいる。
成人の日に「『シュールの貴公子』と呼ばれた、二十歳の頃。その後、『ポスト出川』を経て、現在『半蔵門のタモリ』が浸透せず、『半地下のふかわ』と呼ばれる。(ふかぺでぃあ)」「#新成人おめでとう」とツイートしたふかわりょう。自身は慶應義塾大学の学生だった1994年、20歳で芸能界デビューした。
デビューした頃は長髪に白いヘアターバンといういでたちで、「小心者克服講座」と題してBGMに乗せて腰を振る独特なダンスをしながら「なんで女子にしかパスをしないの?」、「この表札、かまぼこの板じゃない?」などあるあるネタを繰り出す芸風で人気を博したものだ。
しかしそのブームも長くは続かず、2016年8月27日放送のお笑いネタ番組『ネプ&ローラの爆笑まとめ!2016』(TBS系)に出演したふかわりょうが13年ぶりに“あるあるネタ”を披露した際、「昔のネタを生かしつつ、内容を少しだけアップデートした」と話して時の流れを感じさせた。
ふかわりょうはラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)に度々ゲスト出演しており、2019年4月28日の放送で有吉弘行から「反省・謹慎はしてないんだっけ?」といじられて「半地下にずっといらっしゃるから、反省・謹慎してんのかなって思った」、「好きで半地下にいるだけなんだな?」と「半地下」を強調されていた。
また『世の中と足並みがそろわない』の増刷を記念して2020年12月21日にオンライン「ほろ酔い朗読会」を配信した後、