カナダ出身の人気シンガー、ザ・ウィークエンドが『Billboard』誌のカバーストーリーに登場した。その中でザ・ウィークエンドは、複数部門でのノミネートが確実視されながらも落選した第63回グラミー賞授賞式のノミネート結果に再度言及。「レコーディング・アカデミー」からの“仕打ち”に“不意打ちパンチ”と不信感を募らせながら、過去に受賞したトロフィーは「もはや何の意味も持たない」と同組織と決別の意を滲ませた。
昨年11月に発表された第63回グラミー賞授賞式のノミネートで「最優秀楽曲賞」や「最優秀アルバム賞」など複数部門でのノミネートが確実視されながらも、まさかの落選となったザ・ウィークエンド。この想定外の結果には世界中のファンが声をあげたが、誰よりも怒りを露わにしたのはザ・ウィークエンド本人であった。
「グラミーは相変わらず腐ってる」
「僕やファン、それに音楽業界に対して、透明性を説明する義務がある…」
SNSにそう綴ったザ・ウィークエンドは、投票を行った専門団体「レコーディング・アカデミー」の不透明なノミネーション・プロセスに抗議するとともに、当初は授賞式でのライブパフォーマンスの予定があったにもかかわらずノミネーションゼロという理不尽な扱いに怒りを露わにするのだった。
そしてこのほど『Billboard』誌のカバーストーリーでもグラミー賞授賞式のノミネート結果に再言及したザ・ウィークエンド。今回の「レコーディング・アカデミー」の“仕打ち”は、