日常生活の中でさえスマートフォンを落とすのは悪夢とも言えるが、このほどブラジルの男性が乗っていた飛行機からiPhone 6sで外を撮影していたところ、風に飛ばされ機外へ落としてしまった。当時飛行機は上空300メートルを飛行しており、iPhoneの“生存”は絶望的と思われた。しかしアプリを使ってiPhoneを探し出したところ、多少傷が付いていたものの本体は無事で、中には落下時の様子が撮影された動画も残っていたという。『The Independent』などが伝えた。
ブラジルのドキュメンタリー映画制作者エルネスト・ガリオットさん(Ernesto Galiotto)は今月11日、小さな飛行機に乗ってブラジルのリオデジャネイロ、カボ・フリオの観光地ペロ・ビーチの上を飛んでいた。
エルネストさんは、操縦席の後ろの席に同乗者と座っていた。一眼レフカメラを2つも首にかけていたが動画を撮影したかったのか、iPhone 6sを取り出して小窓からそれを出すようにして外の風景を撮影し始めた。
最初は両手でiPhoneを持っていたが何かを指差すために左手を離した途端、iPhoneは強風に煽られてしまい、エルネストさんの右手から離れて吹き飛ばされてしまった。飛んで行った方向を目で追ったエルネストさんだったが、上空300メートルを飛行していたためiPhoneは遠くへ飛ばされてしまったようだ。
海に落ちず運よく地面に落下していれば回収できるかもしれないと思ったエルネストさんは、