海外発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【海外発!Breaking News】スマホを海に落として1か月 無事見つかり「まだ動いている!」(英)

データを失う最大の理由でもあり、スマートフォンユーザーにとって最もイタいのは水没である。しかし今のスマホは実に優れており、正しい対処法により多くの例で復旧が可能となることをご存じであろうか。イギリスから興味深い事例の話題が飛び出した。

「もう完全に壊れたと思っていたのに、なんと1か月も海の中で生きていてくれたのよ!」

英メディア『mirror.co.uk』にそう興奮気味に話す女性は、イギリス海峡に浮かぶジャージー島東部の港町ゴリーに暮らしているステイシー・サーレさん(47)。海沿いの道で犬の散歩をする彼女はある日、誤って愛用のiPhoneを海に落としてしまった。その後、金属探知機を扱うことを専門にしているミハル・ストラチュラットさん(36)という男性がGPS機能をもとに彼女のiPhoneの追跡を進めたところ、結果は「ゴリーを離れてイギリス海峡に吸い込まれてしまった」という残念なものであった。

「完全に行方不明。データもすべて失った」とひどく落胆してしまった彼女だが、ミハルさんはそう簡単には諦めなかった。辛抱強く捜索を続けたところ、海に落としてから4週間後、なんと海辺の砂の深さ38センチのところに埋もれているiPhoneを発見したのである。彼はすぐに自宅に持ち帰り、妻の指示に従って電源を入れずに容器で乾燥を試みたところ、数日後に復旧に成功したという。

こうしてオーナーの手元に戻ったiPhone。まだ作動する上、動画、写真、音楽、連絡先などの大切なデータが続々と復元されたことにステイシーさんは歓喜の叫び声をあげたのであった。ちなみに彼女にとってそのiPhoneの水没は今回が初めてではない。「以前、ギリシャのクレタ島にある空港でトイレに落としてしまったこともあるの。その時も復旧に成功したわ。クレイジーよね」とのこと。とてつもない生命力を持ったスマホに当たったとみてよいようだ。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)