米フロリダ州オーランドから約72キロ北西に位置するリーズバーグの湿地帯で先月下旬、巨大ワニ(アリゲーター)がカモを丸飲みにする姿がカメラに収められた。ワニは体長が4メートルほどで、カモ狩りを楽しんでいた男性らが仕留めたカモを“横取り”したという。『FOX 35 Orlando』『WTSP.com』などが伝えた。
米フロリダ州在住のケヴィン・スティップさん(Kevin Stip)とキャス・クイさん(Cass Couey)は、「プロ・ハント(PRO HUNT)」という狩りのナビゲーションアプリの会社を経営する根っからのハンターだ。2人は先月下旬、まだ夜が明けないうちに自宅を出発し、同州中部リーズバーグの湿地帯にカモ狩りに出かけた。
朝4時にはボートに乗り、アプリを使ってカモの群れを探し始めた2人だが、カモが羽を休める目的地に到着するとすぐ“招かれざる客”の存在に気が付いた。
キャスさんは「フロリダの住人なら誰でも知っていることだけど、ワニ(アリゲーター)の目は光を反射して光るんだ。その朝はかなりの数のワニがいてね。日が昇り始めて、最初のカモの群れが飛び立った時だった。撃ち落とされて水面に落ちたカモに、大きなワニがゆっくりと近づくのがわかったんだ」と当時を振り返り、思わずカメラを構えたことを明かした。
「その直後だよ。モンスターのような巨大なワニにカモが丸飲みにされたのさ。自分のすぐそばに落ちたカモを、あのワニが逃すはずはないよね。」
「あんなワニにやられたらお手上げさ。私たちはカメラを構えるしかないんだ。」
こうして動画に収められたワニは体長が約4メートル近くあったそうで、