米フロリダ州で今月13日、排水マスで身動きが取れなくなった巨大なアリゲーターが発見された。『news-press.com』が伝えている。
排水管に溜まるゴミや汚泥を分離させ、管のメンテナンスのために要所に設置される“排水マス”。このたびフロリダ州リー郡フォートマイヤーズのウィスキー・クリークで、「排水マスから腐ったような異様な臭いがする」とリー郡保安官事務所に住民からの通報が相次いだ。
フロリダ州運輸省の職員が現場に駆けつけ排水マスを開けたところ、なんと体長11フィート(約335センチ)もあるアリゲーターを発見。すでに息絶えており腐敗が進んでいたという。
リー郡広報担当のベッツィー・クレイトンさんは今回の発見を受けてこう語っている。
「毎年2回くらいアリゲーターが原因で排水管が詰まり、通報を受けます。でもこんなに大きなアリゲーターは初めてです。」
「排水管は通常14インチ(35.5センチ)× 24インチ(61センチ)。侵入経路は不明ですが、排水マスは4フィート(約120センチ)ほどの大きさです。アリゲーターはこの中で動けなくなって死んでいました。」
巨大なアリゲーターは掘削機を使って引き上げられ、ゴミ処理場に運ばれたという。
近くに住むトレイシー・ギャロウェイさんは「ウィスキー・クリーク湖や運河にはアリゲーターがウヨウヨいるよ。でも今年は雨がたくさん降ったからね。このアリゲーターは排水管に迷い込んでしまい出られなくなってしまったんだろう。それにしても3メートルを超えるとはショッキングだね」とコメントしている。
出典:http://www.news-press.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)