11月3日の米大統領選から開票が続くも、未だ結果が明かされず緊張が走り続けるアメリカ。現時点で民主党候補ジョー・バイデン氏(77)が過半数の270まであと6票とリードし、焦る共和党候補のドナルド・トランプ氏(74)が投票の不正を主張し始めた。そこでトランプ氏と過去に因縁があるスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(17)が、焦りを隠せないトランプ氏に対して報復ツイートを放ったことから話題になっている。
グレタ・トゥーンベリさんといえば、昨年の国連気候行動サミットで涙ながらに怒りを露わにし、地球温暖化対策を世界中に訴えてきた環境活動家である。そんなグレタさんの呼びかけに心を揺さぶられた人も少なくないだろうが、なかには「ヒステリック」と相手にしない人もおり、そのうちの1人がドナルド・トランプ氏であった。トランプ氏は昨年12月、米誌『TIME』による2019年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に最年少で選出されたグレタさんに対して「ばかげている」と皮肉を込めてツイートしていた。そんなトランプ氏に報復するように、このほどグレタさんは大統領選で劣勢状態を焦るトランプ氏に仕返しツイートを送ったのであった。
昨今の影響で郵便投票が大々的に活用されたことから、アメリカでは大統領選挙の開票に従来より時間がかかっているという。現在はバイデン氏が過半数270票獲得に王手をかけていることから焦りを感じ始めたトランプ氏は現地時間5日、投票の不正などを主張し始めて「開票を中止しろ!」とツイート。この突拍子もない発言をグレタさんも見逃してはおらず、