現地時間27日に行われた共和党全国大会で、ドナルド・トランプ大統領(74)の娘で大統領補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ(38)が行ったスピーチの内容を巡り大きな批判が巻き起こっている。
8月24日から27日の4日間にわたって行われた共和党全国大会の最終日にスピーチをしたドナルド・トランプ大統領の長女イヴァンカ・トランプ。マスクを付けていない観客の集まりの前で、大統領の父を紹介するスピーチを堂々と行ったイヴァンカだが、その内容に人々は怒りを爆発させた。
イヴァンカは「4年前、私はあなた達に米国の大統領候補として、建設者であり起業家、アウトサイダー、そして人々の推薦を受けた人物(ドナルド・トランプ氏)をご紹介しました」と4年前の全国大会で行ったスピーチを回顧。そして「私は今夜、国民の大統領の娘としての誇りを持ち、あなた達の前に立っているのです」と述べ、観客から拍手喝采が送られた後、次のように誇り高くドナルド・トランプ氏を紹介した。
「彼は私達の最高司令官、アメリカ人労働者のチャンピオン、“常識の擁護者”、そしてこの国で忘れ去られた男女、人々へ向けて私達の声を届けてくれます。」
しかしイヴァンカが語った「トランプ氏が“常識の擁護者”」という表現に人々は納得がいかなかったのか、Twitter上では彼女に対してのブーイングが飛び交った。
1人のユーザーが「ヘイ、イヴァンカ。君の父親は我々に『“ブリーチ”を体内に注入するべきだ』と言ったよね。それなのによくも彼が“常識人”だなんて言えたもんだ。君にはついていけないよ」とツイートし、