23日に韓国・平昌入りし、五輪閉会式にも出席した米トランプ大統領の長女イヴァンカ・ トランプ大統領補佐官。ある米代表選手がツイッター上でイヴァンカさんの参加を批判し、注目を集めている。
物議を醸すツイートをしたのは、フリースタイルスキー男子スロープスタイルに出場したガス・ケンワージー選手だ。閉会式出席のため待機している米代表選手たちの写真をアップするとともに、このように綴った。
「オリンピックに出場すること、閉会式で行進することを夢見て懸命に頑張ってきた選手たち。ここにいる皆を誇りに思うよ! ただしイヴァンカだけは例外さ。マジで、なんで彼女がここにいるんだ?」
同性愛者であることを公表しているケンワージー選手だが、五輪開催期間中にトランプ政権を批判するコメントはこれが初めてではない。2月15日の練習中に右手親指を骨折した彼は「怪我をした程度で試合を欠場するつもりはない」とツイートするも、「でも、これで(同性愛者に否定的な米副大統領の)ペンスと握手しなくてもよくなったんだから、結果オーライだ!」などと毒気たっぷりの発言をしていたのだ。
イヴァンカさんは平昌入り後、米代表選手らの競技を観戦するなど積極的に交流を図っていた。ボブスレー女子2人乗りで2位になったローレン・ギブス選手から「メダルをかけてみますか?」と提案され、「誰かの結婚指輪をはめさせてもらうような気分だわ」と言いつつ、「私なんかが(かけてみても)いいの?」と尋ねるなど謙虚な一面も見られた。
「なんてクールなのかしら!」と興奮しながら一度はギブス選手にメダルを返したイヴァンカさんだったが、