狩りに行くため車を走らせていた男性が、渡り鳥である雁が並走していることに気付いた。5分以上もついてきて、車を止めると雁も近くに降り立ったという。そして男性が狩りを終えて車に戻ると、日が落ちて暗闇の中にまだ雁がその場にとどまっており、これには男性も驚いたそうだ。『New York Post』などが伝えている。
米ネブラスカ州在住のオースティン・ジョンソンさん(Austin Johnson)は、狩りをするために同州ヒックマンへ向けて車を走らせていた。すると途中で車を追いかけるように飛ぶ、雁の一種であるカナダガン(Canada goose)に気付いた。その時の様子をオースティンさんは撮影しているが、「このカナダガンは、かれこれ5分は俺の車と一緒に飛んでるんだ。さあ一緒に進んでいこう」と陽気な口調で話している。
車はカナダガンに合わせてゆっくりと走っているわけでもなく、普通のスピードで走っていたようだ。一方のカナダガンは前を見つめたままで、オースティンさんの車についていく。5分以上飛び続けているが疲れた様子は見せず、しっかりと羽ばたいていた。
そしてオースティンさんが目的地に到着して車を止めると、飛んでいたカナダガンも近くに降り立った。愛着が湧いたのか、オースティンさんは「じゃあ狩りに行ってくるから車を見ててくれ」とカナダガンにジョークを告げて別れた。
オースティンさんが狩りを終えた頃には日が暮れて辺りは真っ暗になっていたが、