イギリスに住む2児の母が『The Sun』などのインタビューに応じ、1歳10か月の娘の腫瘤性病変「リンパ管奇形」について多くの人に知って欲しいと訴えた。女児の腫瘤(ふくらんだしこり)は眼窩後ろにあり、今年5月には目から出血し、瞼が大きく腫れ上がってしまったという。
英ベッドフォードシャー州ダンスタブル在住のニナ・ブラウンさん(30)とアレックスさん(40)の間に2018年12月、娘のミリーちゃん(Millie、1)が誕生した。
ミリーちゃんは誕生時に左目瞼が腫れていたが、夫妻は小児科医2人に「子宮の中の体勢が悪かったから腫れているのでしょう。2、3週間もすれば良くなりますよ」と言われた。それでもミリーちゃんの瞼の腫れは一向に引かず、夫妻はロンドン自治区にある小児病院「グレート・オーモンド・ストリート病院」にミリーちゃんを連れて行った。
検査の結果、ミリーちゃんの瞼の腫れは「リンパ管奇形(リンパ管腫)」と呼ばれる良性の腫瘤で、医師には「今は視力に影響が及ぶことはありませんが、2歳になったら再診して下さい」と告げられた。しかしながら今年5月、ミリーちゃんは左目から血の涙を流し始めたのだった。
ニナさんは「泣いているミリーの目から血が流れているのを見て、これは尋常じゃないと思いました」と当時を振り返り、慌ててロンドンの眼科で検査を受け、「グレート・オーモンド・ストリート病院」へと舞い戻った。
医師はリリーちゃんの左眼窩後ろにある嚢胞の内部が何らかの原因で出血していることを突き止め、