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writer : ac

【海外発!Breaking News】目が腫れ、血の涙を流した1歳児 母が「リンパ管奇形」を知ってと訴え(英)

「放置すると視力低下につながるため、7月から治療を始めましょう」と決断した。

ミリーちゃんの治療には薬剤を注入して腫瘤を縮小する硬化療法がとられたが、最初の4日間は病変に押し出された眼球が突出して瞼が腫れ、左目の周りは何かにぶつけたように紫色になった。またミリーちゃんはあまりの痛みから嘔吐を繰り返し、3日間入院してステロイドとモルヒネが投与された。

医師によると、薬を注入した直後はリンパ管腫が腫れ上がるそうで、ミリーちゃんの場合は6週間ごとに3度の治療を受け、現在は少しずつだが元の状態に近づいているようだ。

治療により眼球が突出して瞼が腫れ、紫色になったミリーちゃん(画像は『Millies Lymphatic Malformation 2020年8月12日付Instagram「19-07-20 Day 4 post treatment.」』のスクリーンショット)

ちなみにニナさんは当初、「リンパ管奇形」について全く知識がなかったことからミリーちゃんのこれまでの軌跡をまとめてInstagramに投稿しており、サイトには同じ病気を持つ家族などから「よく頑張ったね」「その笑顔を忘れないでね」といったたくさんのメッセージが届いている。

専門家によるとリンパ管腫は全身に発生し、その中でも頭頸部が約75%と最多という。大きさも様々で自然に縮んで分からなくなってしまうこともあるため、しばらく様子をみるケースが多い。ただ時に内部から出血したり、細菌に感染して腫大することもある。ミリーちゃんのように目や顔に大きな腫瘤ができると容姿に影響が出るそうで、ニナさんはInstagramにこんな言葉を綴っている。

「ミリーが治療中、公園に行くと紫に腫れ上がった目を見て笑われたり、『普通じゃない』とか『変だね』とか心無い言葉をかけられたことがありました。それも子供たちだけでなく大人からもです。ミリーのことを知ってもらって、病気について少しでも理解してもらえたら嬉しく思います。」

画像は『Millies Lymphatic Malformation 2020年10月16日付Instagram「13-10-2020 Those of you who follow my private account will already know but BIG news for our baby girl!」、2020年8月12日付Instagram「03-05-20 Our sweet girls eye started to bleed randomly.」「28-12-18 Our sweet girl」「19-07-20 Day 4 post treatment.」「18-07-20 Day 3 post treatment.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

公園で遊ぶミリーちゃん(画像は『Millies Lymphatic Malformation 2020年8月12日付Instagram「18-07-20 Day 3 post treatment.」』のスクリーンショット)

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