自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで、10月29日に逮捕された俳優の伊藤健太郎容疑者(23)。売れっ子の伊藤容疑者だけに違約金は億単位に上ると見られ、CMだけで1億円超との報道がある。過去に不祥事などでCMを降板した芸能人は多いが、違約金の金額や支払い方法などはマスコミが関係者から聞いた話が大半で、当事者からの情報はほとんどない。しかし2013年の不倫騒動で大手企業のCMが打ち切りなった矢口真里(37)はこの時の違約金について、後に出演した番組で明かしている。
「2020上半期タレントCM起用社数ランキング」(ニホンモニター調べ)で男性部門11位(7社)、上位18人の中で一番若い年齢だった伊藤健太郎容疑者。2019年に出演したCMはJR東日本、三井住友銀行、日本コカ・コーラなど有名企業がずらりと並び、今月27日からは食品メーカー「マルハニチロ」の家庭用冷凍食品CMが始まったばかりだった(放映中止を決定)。そんな伊藤容疑者のCM出演料は「3000万円前後」と言われており、20代前半の俳優の中で彼は頭一つ抜き出た存在だったのは間違いない。
芸能プロダクションにとってCMは数千万円単位の収入になるが、タレントが不祥事を起こした場合は巨額の損害賠償や違約金を抱え込む可能性もある。
矢口真里は不倫騒動を起こした時に大手食品メーカーのCMに出演していたが、わずか1週間で放映が打ち切りになった。2019年4月に矢口は『胸いっぱいサミット!』(カンテレ)に出演し、違約金は所属事務所が肩代わりして、それを分割で返済していることを明かしている。このCMの出演料はもらっていたものの、