このほどヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、米誌『TIME』によるトークイベント「TIME 100 Talks」特別版のホストを務め、「デジタル社会における問題」などについて討論をした。メーガン妃(39)はこの討論で、メディアやSNSなどで誹謗中傷された経験を踏まえて「ネット中傷」について持論を述べている。
今年3月に「経済的自立」という建前で英王室を離脱したヘンリー王子・メーガン妃夫妻だが、北米へ拠点を移してからも世間からの批判の声が鳴り止むことはなかった。そんな夫妻は先月に米動画配信大手「Netflix」と複数年にわたる大型契約を交わしたことで今後の見通しに余裕も出てきたのか、トークイベント「TIME 100 Talks」にリモート出演し“デジタル社会”をテーマに議論を繰り広げた。サンタ・バーバラの15億円超の新居から出演した夫妻、映像の中でその室内の様子がわずかに見られる。
現地時間20日、「アレキサンダー・マックイーン」の黒のスーツを着用して同トークイベントに登場したメーガン妃は、このデジタル社会で生きる「息苦しさ」や生活にもたらす「良い面」などについて語りながら、ネット中傷がどれだけ人の心を傷つけるものかを訴えた。メーガン妃は、動画配信サイト・YouTubeで働く社員が有害な動画を見たり編集などをする職場環境だったことから心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患ったケースを挙げ、