マツコ・デラックスがMCを務めるTBS系トークバラエティ番組『マツコの知らない世界』で、10月13日放送の「ハッシュタグの世界」に「#無しでは生きていけない」という幼なじみの女子2人・むくえながゲスト出演した。マツコは若者のハッシュタグ事情を聞いて、戸惑いを隠せない場面もありながら2人の考えに共感する部分もあったようだ。
SNSを使う若者の多くは、特に意味はないが響きのよい“エモい”ワードにハッシュタグをつけて投稿し共有するという。さらに若者が帰宅してゆっくりスマホを見てハッシュタグを最もチェックしたり投稿する“ハッシュタグ巡回”の時間帯は、テレビのゴールデンタイムと同じ「19時~22時」というデータが紹介された。
マツコ・デラックスが思わず「もうテレビ無理だよ」と悲壮な顔をしたところ、むくえなから冷静に「丸かぶりですね」と返されてショックを受けていた。
ただ面白いテレビ番組を見ながらスマホでSNSにハッシュタグを投稿して「あのシーンがよかった」など感想を共有しながら楽しむこともあるというから、全くテレビを見ないわけではない。
たとえば土曜朝から放送される情報バラエティ番組『王様のブランチ』の人気コーナー「TBSつぶやかれた番組ランキング」はTwitterのオリジナルツイート数で番組の反響を表したもので、テレビを視聴しながらSNSで投稿することに着眼した企画と言えるだろう。
マツコにとって、意味はないけど流行るハッシュタグを身をもって実感したのが「#イッヌ」である。ネットでイヌの動画を探していたら「イッヌ」とあり、マツコは当初「犬の名前を『イッヌ』とつけたアホだと思っていた」が、誰しも使っているのでイヌを「イッヌ」というのが流行っていることに気づいたそうだ。
むくえなが、若者のネット用語のようなものでイヌを「イッヌ」と言った方が「面白くて可愛いしエモくて音の響きがいい。ノリでハッシュタグをつけてる」と説明したところ、