海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】3人の幼い子供を窒息死させた母親、鼻と口を手で押さえ子守唄を歌いながら殺害(米)

彼のオムツを変えた後に口と鼻を手で覆い子守唄を歌い始めた。ゼイン君は息苦しさを感じる中でレイチェルの胸などを引っ掻き必死で抵抗したが、そのまま窒息して亡くなってしまった。

この時パーラさん達は別室にいて、ゼイン君が殺害されたことに気付かなかったようだ。そしてレイチェルは最後にカタラヤちゃんに哺乳瓶でミルクを与えた後、ゼイン君と同じように別室で子守唄を歌いながら窒息させて殺害した。その後3人の遺体をリビングルームに運び、まるで昼寝をしているかのように床に寝かせたのだ。

同日の午後7時20分頃、警察に3人が死亡していると通報があり、現場に向かった警察官によってレイチェルは逮捕された。

それから7か月が経ち、同州メサに拠点を置くテレビ局『KPNX』がマリコパ郡保安官事務所から刑務所内でレイチェルとパーラさんとの会話を記録した映像を入手し、事件について新たなことが判明したことで再び注目が集まっている。

映像は今年3月に記録されたもので、レイチェルは泣きながら「あの時は自分が自分じゃないみたいだった。何が起こったのか分かっていなかったのよ」とパーラさんに訴えていた。またレイチェルは当時、薬物を使用していたことで自分が殺害したことを覚えていないとも主張している。

この事件に対して、書籍「わが子を殺す母親たち(Mothers Who Kill Their Children)」の著者であるミシェル・オバーマン氏(Michelle Oberman)は次のように述べている。

「今回のような殺人を犯す女性の多くは母親という立場の中で孤立していることが多く、精神上の問題や過去にトラウマを抱えている場合がある。彼女達には助けを求める人や頼れる人がいない場合が多く、いつも子供達とだけの時間を過ごすことになる。薬物を使用するということは、その既存の問題をさらに悪化させるだけです。」

現在のレイチェルは子供達の殺害について無罪を主張しており、裁判は今月30日に行われる予定とのことだ。

画像は『Crime Online 2020年9月8日付「Mother confesses she was ‘scared’ when smothering her 3 young children while singing them a death lullaby」(Police Handout)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

母のレイチェルに殺害された子供達(画像は『Crime Online 2020年9月8日付「Mother confesses she was ‘scared’ when smothering her 3 young children while singing them a death lullaby」』のスクリーンショット)

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