昨年の『People』が選ぶ“最もセクシーな男性”に選ばれたシンガーのジョン・レジェンド。しかし本人はそう呼ばれることに少なからず抵抗を感じていたようだ。ジョンはあるインタビューのなかで「Sexiest Man Alive」の肩書きは「さっさと手放してしまいたい」と本音を明かしている。
エミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞(Oscar)、トニー賞(Tony)の全てで受賞歴のある数少ない“EGOT”であり、初のアフリカ系男性“EGOT”でもあるシンガーのジョン・レジェンド。そんなジョンに『People』が選ぶ“最もセクシーな男性”(People’s Sexiest man Alive、“PSMA”)の肩書きが加わったのは、昨年11月のことだった。
この世にたった16人しか存在しない“EGOT”の肩書きに加え、“PSMA”のタイトルを持つジョンは業界でも非常に稀有な存在であり、そんな彼を夫に持つ妻クリッシー・テイゲンは、ジョンだけにしか使うことのできない超レアなハッシュタグ“#EGOTPSMA”に浮かれまくり。自身のTwitterで
「“最もセクシーな男性”と寝るっていうアタシの夢が、ついに叶っちゃったの!! なんたる栄誉かしら!!!!!」
「“最もセクシーな男性”がハム・サンドイッチを作ってくれたわ」
などと立て続けにツイートし、喜びをあらわにしていた。
歴代の“最もセクシーな男性”にはイドリス・エルバやドウェイン・ジョンソン、クリス・ヘムズワースといったマッチョ系俳優や、デヴィッド・ベッカムのような美形アスリートが名を連ねてきたなかで昨年、愛嬌のある顔立ちのミュージシャン、ジョン・レジェンドが選ばれたことを「意外」「ちょっと違う」と感じた人は少なくなかった。そんな世間の反応を敏感に感じとっていたジョンは“最もセクシーな男性”の肩書きは少々窮屈だったようで、