米ロサンゼルス発成田行きの全日空175便が米時間26日、別のフライトに搭乗予定だった乗客を乗せていたことが判明し機長の判断で引き返すというハプニングがあった。同機は出発から8時間後にロサンゼルスへ到着し、その後改めて成田に向けて出発した。『ABC News』など多くのメディアが伝えている。

全日空175便は米時間26日午前11時36分にロサンゼルスを発つと、約8時間後の午後7時33分に同地に着陸。飛び立ってから4時間を経過したところでUターンしたもよう。同じ座席番号の乗客が2名おり、そのうちの1名が別の便の乗客だったことが判明し引き返したという。

米時間27日午前に全日空から経緯が公表されたものの、それより前に事態が知られることとなった。同機には米人気歌手ジョン・レジェンド（39）と妻でモデルのクリッシー・テイゲン（32）が搭乗しており、クリッシーが自身のツイッターで一部始終を逐一報告していたのである。

最初の投稿は米時間午後5時23分。同機が離陸した約6時間後だ。

「この便に誤って搭乗してしまった乗客がいたとかで、私たちは引き返す羽目になったわ。どうして全乗客が引き返さなければならないのかは、わかりません。」

その後も「ロサンゼルス空港発、ロサンゼルス空港着　合計飛行時間は8時間20分」などとツイート、ロサンゼルスで次の便を待つ間にはラウンジでの様子を、そして次の便が離陸する際には「同じ機内食メニューだけは勘弁して」など、50回以上もツイートしたクリッシー。現在第2子を妊娠中のクリッシーには、体力的にも相当負担のかかった旅であったことは間違いない。

その後日本時間28日午前7時過ぎ、