現地時間12日、米誌『Glamour』が主催する「The 2018 Glamour Women of the Year Awards」がニューヨークで行われた。受賞したモデルのクリッシー・テイゲンはスピーチで夫ジョン・レジェンドへ感謝の言葉を述べたが、感極まり壇上で涙する姿やぶっつけ本番の心のこもったスピーチ内容で会場の感動を誘った。
様々な活動を通し、社会を取り巻く様々な“ガラスの天井”を打ち破ることに貢献した女性に贈られる米誌『Glamour』主催の「The 2018 Glamour Women of the Year Awards」。今年は女優ヴィオラ・デイヴィスや、シンガー兼女優のジャネル・モネイ、サウジアラビアの女権活動家マナル・アル・シャリフさん、そして米体操連盟(USA Gymnastics)の元チーム医師ラリー・ナサールによる性的虐待の被害者となった女性選手らが受賞した。
これらの錚々たるメンバーの中に名を連ね、今回栄えある賞を受賞したのは、モデルや司会として活躍するクリッシー・テイゲン(32)だ。クリッシーは日頃から歯に衣着せぬ物言いで、自身のSNSでトランプ政権を批判したり、前述の性的虐待被害者となった体操選手らのために夫でシンガーのジョン・レジェンド(39)とともに「タイムズ・アップ法的支援基金(Time’s Up Legal Defense Fund)」へ20万ドル(約2280万円)を寄付し訴訟費用を援助するなど、社会問題に積極的に関わってきた。
そんな“パワーカップル”の2人はこの日、夫ジョンがトロフィーのプレゼンターとして、そして妻のクリッシーは受賞者として、ニューヨークの授賞式会場でともにステージに立った。となりで妻を温かく見守るジョンに対しクリッシーは、
「普段は冗談ばかり言ってる私だけど、私の夫はこの地球上で最も素晴らしい人です。あなたは私たち家族のすべてなの。」
「あなたは私を大人の女性へと成長させてくれた。共に過ごす時間の経過のなかで互いに成長し、家族となり、キャリアを重ねてきたわ。」
と述べた。時折声を詰まらせ、