今から2年前のこと、親離れしたばかりのワイマラナーの子犬“アーノルド(Arnold)”が、ジャーマンシェパードに襲われた。それからというもの大型犬を見るとビクビクしていたアーノルドだったが、ある犬との出会いによりトラウマを克服できたという。心温まるニュースを『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
オーストラリア西部パース在住のキャロリン・マナリスさん(Carolyn Manalis)が飼っているワイマラナーのアーノルド(2)は、幼い頃に自宅外でジャーマンシェパードに襲われた。母親から離れたばかりで精神的にも不安定だったアーノルドはそれ以来、大型犬や激しく吠える犬を見ると怯えるようになり、キャロリンさんは心を痛めていた。
そんな時にキャロリンさん一家がアーノルドと1歳違いのミニチュアダックスフンド“フランク(Frank、1)”を迎えることになり、2頭はすぐに意気投合した。
キャロリンさんは「アーノルドとフランクの体重差は30キロにもなります。アーノルドは小さなフランクとじゃれあったり遊んでいるうちに『傷つけられることはない』ということを学び、他の犬への恐怖心を克服していったようです。フランクがアーノルドの心を癒し、自信を取り戻させてくれたのです」と明かすと、こう続けた。
「2頭はサイズも犬種も違いますが、そんなことは全く気にしていないようです。とても仲良しで、どちらかが鳴くと、数秒後にはもう1頭がそばに駆けつけるほどです。」
「小さなフランクはアーノルドのことを自分の父親のように思っているのでしょう。フランクはいつもアーノルドの後をついてまわっていて、アーノルドが吠えると、フランクもすぐ後に吠えるのです。まるでオウムのようなんですよ!」
キャロリンさんによると、フランクはアーノルドがすることを何でも真似したがり、