歌手でタレントの堀ちえみ(53)が23日放送の『24時間テレビ43』(日本テレビ系)の生放送のステージで、昨年に受けた舌がんと食道がんの手術後初めて歌声を披露した。壮絶なリハビリを経てステージに立った堀に屋外から激励コールを送ったのは、彼女のデビュー当時から応援を続ける親衛隊「CSC」のメンバーだ。中には堀が芸能界入りのきっかけとなったホリプロタレントスカウトキャラバン(1981年)で、優勝した姿を見てファンになったという女性もいる。CSCのメンバー一人一人の名前は堀も把握しているようだ。
「ファイトの塊 ちえみちゃん!」と書かれたピンクの横断幕を掲げ、男性はピンクの特攻服、女性はピンクのTシャツを着用し、全員頭にはピンクの鉢巻きを付けている。「おかえりなさーい!」と代表が叫ぶと、映像を見ていた堀ちえみが笑顔で手を振り何度も頭を下げていた。舌がんの手術の直後は「ただ生きていて欲しい」と親衛隊のメンバーは祈るような気持ちだったが、1985年のヒット曲『リ・ボ・ン』を見事に歌い上げた堀に親衛隊メンバーは涙を流しながら「ありがとう! ちえみちゃん」と叫んでいた。
2019年1月28日の『堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」』に「親衛隊」と題した投稿がある。自身が舌がんであることを正式に発表する半月前、当時はひどい口内炎に悩まされているとブログに綴っていた。この日はある表彰式のゲスト出演する堀に、親衛隊のメンバーから会場に差し入れがあったという。「IくんとN子、そしてM子ちゃんがわざわざ会いにきてくれた」と喜び、