歌手でタレントの堀ちえみ(53)が、ブログで今月20日から予定していた国内旅行を断念したと伝えている。都道府県単位での移動の自粛は19日から全面解除されるが、悩みに悩んだ結果「今回はまだやめておいたほうがいい」との結論に達したようだ。
2019年2月に舌がん、4月に食道がんの手術を受けた堀ちえみだが、同年8月には術後初の海外旅行として夫婦で韓国、台湾を訪れていた。同じ年の大晦日には、家族でヘリコプターをチャーターし温泉旅行へ出かけるなど2019年後半は旅先でのグルメやショッピングを楽しんでいたものだ。仕事の方では2019年秋に女性誌のロングインタビューを受けたり、著書『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ』(扶桑社)の発売、今年の1月にはテレビ朝日系『徹子の部屋』でテレビ復帰を果たすなど、2020年はさらに彼女の元気な姿を見る機会が増えそうであった。しかし新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、4月1日の『堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」』で「これから暫くの間は、仕事を自粛します」と報告。4月10日には、長年仕事で世話になっていた知人が新型コロナウイルスに感染し亡くなり、かなりのショックを受けた堀はより徹底した外出自粛に努めていた。
こうして5月25日に緊急事態宣言が解除されても長時間の外出を控えていた堀が、およそ2か月ぶりに大学病院で診察を受けたのは6月9日のこと。以降は久しぶりに家族で外食したり、テレビ番組の収録に参加したりと堀も徐々に日常を取り戻している。しかし20日に予定していた友人夫婦らとの金沢旅行は、