米俳優トム・クルーズ(58)主演の人気アクション映画『ミッション:インポッシブル』もシリーズ第7作目を迎えるところ、昨今の影響で制作が後ろ倒しになっている。このほど同シリーズ出演した女優がトムとの共演経験について公に語ったが、その内容が衝撃的であった。
トム・クルーズとの共演は「悪夢のようだった」と暴露したのは、2000年公開の映画『ミッション:インポッシブル2』でヒロイン、ナイア・ホール役を務めた英女優タンディ・ニュートン(47)だ。タンディは米メディア『Vulture』によるZoomインタビューでこれまで演じた役への思いなどを赤裸々に語ったが、その中で『ミッション:インポッシブル2』についても触れた。
「『ミッション:インポッシブル2』での出演経験はどんな感じ? なぜ他のシリーズには出演しなかったの?」と問われたタンディは、「ああ、二度と声がかからなかったからよ。私はトムのことがとても怖かったの」と意外な返答をしたのだ。
続けて「彼はとても支配欲の強い人間よ。良い人になろうとすごく努力しているけどね。でもね、プレッシャーがすごいの。彼は『自分がなんでも全て一番完璧にできる』っていう感覚を持っていると思う」と、大御所俳優を酷評したのであった。タンディはある共演シーンを回顧し、トムと衝突したことも明かした。
「ある夜のシーンで私とトムがバルコニーで演じたところがあったけど、あれはよく書かれた場面じゃなかったと思う。私はトムに怒ったの。私達はお互いにイライラしていたから。それでスペインの夜景を見渡すんだけど、うまくいかなかくて。幸いにもジョン・ウー監督はその場にいなくて、下の階でモニターを通して見ていたの。ジョン監督はこの映画を撮る時に『英語を話さない』という決断をしていたのよ。私は知らなかったんだけどね。彼にとってはある意味良かったのかもしれないけど、私たち残りの出演者にとってはとても大変だった。だからこんな微妙なシーンになってしまったのかもしれないけど、トムは私のおかしなセリフに不満を抱いていたわ。」