道端に置き去りにされた犬、車を必死に追いかける監視カメラの映像により飼い主…
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首にはナイフで切られたような傷痕があった。どうやら犬泥棒はデイジーの身元を分からないようにして自分達への追跡を複雑にするため、デイジーの首からマイクロチップを抜き取ったようだ。
パトリシアさんはまだ見つかっていない子犬について再びFacebookで呼びかけるとともに、怪我をしたデイジーのことを次のように綴っている。
「あくどい人間が私たちの犬がいる小屋に押し入って、デイジーと7匹の子犬をさらっていきました。その後、デイジーは空腹の状態で路上に捨てられていました。しかも犬泥棒は、デイジーの首にナイフを刺してマイクロチップを抜き取って捨てていったのです。」
デイジーは自らが産んだ7匹の子犬を奪われたうえ、首に切り傷を負った心の痛手が大きかったのか、自宅に戻った日の夜に身体を横たえたまま悲痛な声をあげていたという。
デイジーのことを知ったSNSユーザーは、この犬泥棒がデイジーの首にあるマイクロチップの位置を正確に探り当てていたことから、マイクロチップ読み取り機を所持したプロの犯行ではないかという指摘もあった。
パトリシアさんは現在、ブリーダーが子犬を販売するウェブサイトなどから、さらわれた子犬達の情報を集めているそうだ。
画像は『The Irish Post 2020年7月14日付「Horror as dog stolen from Wexford found with microchip cut out of her skin」(Patricia Doyle / Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)