どこの国でも近所付き合いによるトラブルは絶えないようだが、このほどアメリカで71歳の女性が隣人の男に射殺されるという事件が起きた。男は以前から女性が裸で日光浴をしていたことに腹を立てていたという。『Metro』『Las Vegas Sun』などが伝えている。
先月26日の午後10時3分頃、米ネバダ州クラーク郡ラスベガスのある住民から隣人を殺害したと警察に通報があった。警察官が現場に駆けつけると、裏庭でミルドレッド・オリーヴォさん(Mildred Olivo、71)とその友人であるティモシー・ダーネル・ハンソンさん(Timothy Darnell Hanson、54)の遺体が発見された。
2人を殺害したのは、自ら警察に通報したミルドレッドさんの隣に住むアンドリュー・マーティン・コート(Andrew Martin Cote、36)だった。彼は妻や3人の子供と暮らしていたが、過去10年にわたってミルドレッドさんと確執があり、これまでにも7回ほど警察を呼ぶ事態が起きていたという。
近隣住民の証言によると、ミルドレッドさんは日頃から自宅の裏庭にあるホットタブに入浴して裸で日光浴を楽しんでいたようだ。しかしミルドレッドさんとアンドリューの家を隔てている塀が低く、彼女の裸体がアンドリューの家族の目に入る状態だった。
そのためアンドリューは、普段から「服を着ろ!」と怒鳴り声をあげていたそうだ。他にもミルドレッドさんは自宅に人を呼んではパーティーを開いて度々騒音を立てるため、アンドリューの怒りを買っていた。
このアンドリューの苦情に対してミルドレッドさんは「所有地内での行動に対して干渉しないように」と怒鳴り返しており、