豪クイーンズランド州北部にあるナプラナムのビーチで今月1日午後7時頃、5歳男児が10代の少年3人に性的暴行されるというショッキングな事件が発生した。ナプラナムは先住民のコミュニティが住む土地で、犯罪の低年齢化が問題となっている。『7NEWS.com.au』『news.com.au』などが伝えた。
5歳男児が10歳~13歳の少年3人に性的暴行されるという事件が起こったのは、クイーンズランド州ヨーク岬半島の北西部に位置するナプラナムという小さな町だった。ナプラナムは先住民アボリジニとトレス海峡諸島民ら約1000人が暮らしており、犯行は閑散とした午後7時のビーチで発生した。襲われた男児は重傷で、約800キロ離れたケアンズの病院にヘリで緊急搬送された。
13歳以下の少年らが5歳男児に性的暴行を働くというショッキングなニュースは地元メディアに大きく取り上げられ、加害者の3人はコミュニティへの立ち入りを禁止されて拘留された。事件の詳細は明らかにされていないが、クイーンズランド州では刑事責任年齢は10歳以上で、17歳未満は少年法が適用される。また10歳~13歳の少年は、自己の犯罪が不正行為であると理解していることが証明されれば有罪となる。
オーストラリアでは先住民が住むコミュニティでの犯罪が度々問題になっており、