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writer : ac

【海外発!Breaking News】イギリスで同性約200人に性的暴行、インドネシア人留学生(36)の素顔とは

英マンチェスター刑事法院は今月6日、159件の性的暴行の罪などでインドネシア人留学生レイナード・シナガ(Reynhard Sinaga、36)に終身刑を言い渡した。大学院に在籍中の2017年に逮捕されたレイナードは、被害者に薬物入りの酒を飲ませて暴行し、その様子を動画に収めて携帯電話などに保存していた。レイナードの被害者は190人以上にのぼるとされ、“イギリス史上最悪のレイプ犯”に下された有罪判決はインドネシアでも大きく取り上げられた。

英マンチェスター中心部に住んでいたインドネシア人留学生レイナード・シナガ(36)は2017年6月、若い男性を自宅アパートに連れこみ、薬物入りの酒を飲ませては暴行を繰り返していたとして逮捕された。レイナードに薬物を盛られた男性が暴行されている最中に意識を取り戻し、携帯電話を警察に持ち込んだことから事件が発覚した。

レイナードは4人きょうだいの長男で、インドネシアではかなり裕福な家庭に生まれ育った。しかし家族は保守的で同性愛を罪とするカトリックの教えを信じており、レイナードは真の自分をさらけ出すことができず、常に息苦しさを感じていたようだ。

インドネシアの大学生時代のレイナードをよく知る友人は「彼は社交的で明るく、誰とでもうまくやっていける人気者だった。ただ帰宅するのにわざわざ髪型を変えたり、服を着替えていたこともあった。家族は彼が同郷の女性と結婚して家庭を持つことを望んでいたようだった。家族とはうまくいっていなかったのだと思う」と当時のことを振り返っている。

そんな環境から抜け出したかったのか、レイナードは2007年に24歳で渡英。イギリスでの永住を強く望み、マンチェスター大学で2つの修士号を取得するとリーズ大学の博士課程コースへと進学した。しかし勉学に精を出す一方で、故郷では味わうことができなかった自由を手に入れ、

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