海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】イギリスで同性約200人に性的暴行、インドネシア人留学生(36)の素顔とは

週末になると友人らと飲みに出かけ、自分が同性愛者であることもカミングアウトした。

一方でレイナードの両親は息子が同性愛者であることを知らず、息子を「頭が良く、信心深い、良い子」と信じて疑わなかった。そればかりか10年にも及ぶイギリスでの高額な学費や、パブやバーがひしめき合うゲイ・ビレッジ近くにあるアパート代、パーティ代などは全て父親が払っていた。父親は個人経営の銀行の支店を複数所有し、ジャワ島の中心地ジャカルタのマンションでメイドや運転手を雇って暮らしており、レイナードが金に困ることはなかった。

レイナードは親しい友人らに「近くのクラブにふらりと出かけることがある。筋肉質の男性が好き」と漏らしていたようで、『The Sun』はレイナードがターゲットにしていたのは「同性愛者ではなく、酔っぱらった若い男だった」と伝えている。

レイナードの逮捕の決め手となったのは、ラップトップパソコンや2台の携帯電話に残されていた動画だったが、その中には暴行の様子だけでなく被害者のプロフィールなども保存されていたそうだ。警察はレイナードが住んでいたアパートの監視カメラの映像も押収しており、外出して約60秒後に自宅アパートに男性を連れこむ様子を捉えた映像があったこと、レイナードが獲物を捕らえるためにクラブの外で夜な夜なうろついていたことなども公表した。

警察のスポークスマンは「被害者のほとんどは性的暴行を受けたことに気付いていないが、被害者は少なくとも190人にのぼり、70人の身元は未だ特定できていない。動画が残されていなかったら、レイナードは今も犯行を続けていたかもしれない」と述べており、レイナードの犯行が計画的、かつ卑劣なものであると主張してきた。また英メディアは、レイナードが酒に混ぜて使用していたのは、睡眠障害の治療や麻酔薬として使われ、リキッド・エクスタシーやデートレイプ・ドラッグとしても知られる‟GHB”だったこと、レイナードがネットを利用して薬物を購入していたことも明かしている。

レイナードには今月6日、2015年1月~2017年6月に17歳から36歳の男性48人に性的暴行を加えたとして、159件の罪で最低30年の服役付きの終身刑が言い渡された。このニュースはインドネシアでも「我が国の恥」として大々的に報道され、レイナードの父親は「刑罰は妥当である。ただこれ以上の議論は控えさせていただく」とコメントした。ただしレイナード本人は「同意の上での性行為」と無罪の主張を変えていないという。

画像は『The Sun 2020年1月8日付「ROT IN JAIL Tycoon dad of world’s worst rapist Reynhard Sinaga says ‘his punishment fits his crimes’ after 195 men drugged and raped」(Credit: Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

大学院の学費を払っていたレイナードの両親(画像は『The Sun 2020年1月8日付「ROT IN JAIL Tycoon dad of world’s worst rapist Reynhard Sinaga says ‘his punishment fits his crimes’ after 195 men drugged and raped」』のスクリーンショット)

1 2