頭部が黒と茶褐色で、身体がまるでダルメシアンのようなミニチュア・ダックスフンドがSNSで注目されている。ミニチュア・ダックスフンドは野ウサギなどの小さな獲物を狩るために改良されて誕生したと言われるが、最近は交配が複雑になり、稀な毛色を持つ種も生まれているようだ。『The Sun』『CUTETROPOLIS』などが伝えている。
米フロリダ州マイアミに住むヴィクトリア・ホフマンさん(Victoria Hoffman、24)は、生後7か月のオスのミニチュア・ダックスフンド“ムー(Moo)”を飼っている。ムーは顔だけ見ると黒の毛に茶褐色が混じった“ブラック&タン”だが、その身体は“パイボールド(Piebald)”と呼ばれる白と黒のまだら模様をしている。ユニークなその姿は小さな牛のようにも見えるため、名前が英語の牛の鳴き声と同じ“ムー”なのも納得がいくというものである。
そんなムーは専用のInstagramを持っており、現在1万5千人以上のフォロワーを獲得している。スキンケアの会社に勤めているヴィクトリアさんは、愛犬ムーを「小さなスター」と呼んでおり、そのユニークな外見や性格について次のように明かしている。
「ムーは“ブラック&タン”の顔と、白をベースに硬くて短い黒い毛が生えた“まだら”の身体とのギャップがとてもユニークでしょう。頭と身体が全くマッチしていないの。ムーに初めて会う人は、犬用のコートかパジャマでも着ているのかと勘違いするんだけど、それが自毛だと知ってびっくりするわ。だからどこに行っても注目を浴びてしまうのよ。それがお散歩であろうと、SNSであろうとね。そして多くの人がムーと写真を撮りたがるの。」