日本国内の研究によると、赤ちゃんは生後6か月ほどから言葉を理解するようになり、なかでも自分の名前を一番よく認識しているという。これは両親から毎日のように呼びかけられるためのようだが、マン島に住むエミリーという名の赤ちゃんは、自分の名前を“アレクサ”だと勘違いしているそうだ。原因は両親が購入したAIスピーカーにあったことを『Storytrender』『TooFab’s』などが伝えている。
グレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央に位置するマン島で、島の主都ダグラスに住むシャーロット・ムールトリーさん(Charlotte Moultrie、28)がSNSに投稿した、生後11か月の娘エミリーちゃん(Emily)の動画が人々の関心を集めている。
動画ではシャーロットさんがベビーカーを押しながらエミリーちゃんに向かって「エミリー! エミリー!」と名前を呼ぶのだが、彼女は呼びかけに全く反応しない。続いてシャーロットさんが「アレクサ!」と発するとエミリーちゃんは即座に反応してシャーロットさんの顔を見上げた。
どうやらエミリーちゃんは自分の名前を“アレクサ”だと勘違いしているようだ。シャーロットさんは「なんてこと! あなたの名前はエミリーなのよ。アレクサじゃないの」と声をかけている。
エミリーちゃんが自分の名前を誤って認識している原因は、シャーロットさんと夫のアンディさん(Andy、26)が購入したAIスピーカーの「Amazon Echo(アマゾンエコー)」にあった。エミリーちゃんが生後5か月の時に購入したが、それ以来、夫婦は利用するたびにアマゾンエコーに向かって「アレクサ」と呼びかけていた。
エミリーちゃんはいつも両親が「アレクサ」と口にするのを聞いて、