ユニークな搭乗客の名前が搭乗券に記載されていたとしても、普通に対応するのがプロとしてあるべき姿だろう。しかしこのほど、米航空会社「サウスウエスト航空」の搭乗口スタッフが、搭乗券に印字されていた5歳女児の名前を笑い、写真に収めてFacebookに投稿した。これを知った母親は怒りの声をあげている。『ABC7 KABC』『Washington Post』などが伝えた。
11月2日、カリフォルニア州オレンジ郡にあるジョン・ウェイン空港からサウスウエスト航空を利用してテキサス州エルパソにある自宅へ戻ろうとした親子に、同航空会社の搭乗口スタッフが心無い態度を取った。
レッドフォードさんの5歳になる娘はユニークな名前で、搭乗券には「REDFORD/ABCDE」と印字されていた。このABCDEは「ab-si-dee(アブシディー)」と発音される。しかしこの搭乗券を見た女性ゲート職員は同僚らに伝えて笑い飛ばしただけでなく、アブシディーちゃんの搭乗券を写真に撮りソーシャルメディアに投稿したのだ。この投稿に偶然目を留めたレッドフォードさんの友人が知らせてくれたことで初めて何をされていたかに気付き、レッドフォードさんはメディアで怒りを露わにした。
「私たちが搭乗口で座って待っていた時、私と娘を指さして搭乗口スタッフの女性が同僚と笑っていたので、その女性スタッフに近付いて『ちょっと、あなたたちが話していること聞こえているんですよ。私が聞こえるということは娘にも聞こえているということなんです。娘のことを話すのは止めてもらえませんか』と言いました。でもその女性スタッフは、娘の搭乗券を写真撮影してFacebookに投稿し娘の名前をからかっていたのです。最近になってそのことを友人から聞いて、サウスウエスト航空に正式に苦情を訴えたのですが、2週間経った今でも航空会社からは何の返事もありません。」
レッドフォードさんによると、