米ミネソタ州で先月25日に発生した白人警官によるジョージ・フロイドさん殺害事件を受け、暴動や抗議デモが全米各地で広がっている。ニック・キャノンやショーン・メンデス&カミラ・カベロ、アリアナ・グランデらも、自らプラカードを掲げてデモに参加した。
先月25日、白人警察官によるあからさまな人種差別と非人道的な暴力行為により、アフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんが死亡した事件。これを受けアメリカでは、事件が発生したミネソタ州ミネアポリスをはじめ各地で暴動などが起こる騒ぎへと発展している。全米各地で行われている抗議デモには多くのセレブらが積極的に姿を見せており、大勢の人々とともに人種差別撤廃を強く訴えている。
先月31日には、人気シンガーのショーン・メンデスとカミラ・カベロがフロリダ州マイアミのダウンタウンで開催された抗議デモに参加した。黒のタンクトップ×パンツ姿のショーンと白のクロップドトップ×ブルージーンズ姿のカミラは、マスクを着用し“Black Lives Matter”(黒人の命は大切)と書かれたプラカードを掲げながら、大勢の参加者とともにノース・イースト 8th ストリートを歩く姿が地元メディアにキャッチされた。デモ参加者らの多くは2人の正体に気づいていない様子で、ショーンとカミラも一般人に溶け込みながらダウンタウンを練り歩いていた。
ショーンは先月30日、自身のInstagramに長文メッセージをアップし、絶えず人種差別と闘わなければならない人生が白人である自分には想像もつかないこと、また自身を含めた白人達のそのような現状理解の乏しさもこの問題の一部であることなどを綴っていた。そして「これは(人種を問わず)人類皆にとっての闘いだ」「未来の子供達の住む世界が、こんな状態のままじゃいけない」と自身の強い思いを吐露している。
一方のカミラも、