誕生日パーティーや結婚式などお祝いの席を盛り上げるバースデーケーキやウェディングケーキだが、味はもちろんのことビジュアルも大事だ。しかしオリジナルケーキを注文して出来上がりを楽しみにしていたものの、依頼したものとは似ても似つかないとんでもないケーキが誕生してしまった例がいくつもあるのだ。当事者にとっては笑えない、これらの残念すぎるケーキを紹介しよう。
まずは義理の姉の誕生日のためにマリリン・モンローの顔が描かれたケーキを注文した英スコットランドのグラスゴーに住むエリン・ヒューズさんのケース。マリリン・モンローと言えば、セクシーな唇やその唇近くのホクロが特徴だが、出来上がった白いアイシングで覆われた丸いケーキの表面には、一体誰なのか分からない正体不明の顔が描かれていたのだ。ケーキの代金は45ポンド(約6,800円)というが、エリンさんは「私の5歳の娘のほうがましなケーキを作れる」とおかんむりだ。
同じくバースデーケーキを見て思わず目を疑ったのは、豪ニューサウスウェールズ州タムワースに暮らす2児の父シェーン・ハルフォードさん(43歳)。3歳になる息子が大好きなカエルをテーマにケーキを注文したのだが、なんとパステルグリーンのクリームで塗られた四角いケーキに細いアイシング用ペンでスマイルマークと数字の「3」が書かれただけ。このケーキを見てカエルをイメージできる人がいたら超能力者に違いない。
他にも店員の聞き間違いにより台無しになったケースもある。米ミズーリ州ボンテア在住の2歳児のためのバースデーケーキが「Happy Birthday Lizard(ハッピー・バースデー・リザード)」となるところを「Happy Birthday Loser(ハッピー・バースデー・ルーザー=誕生日おめでとう、負け犬)」と書かれてしまったり、