8日午前、一部スポーツ紙が日曜夜のバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）のレギュラーであるイモトアヤコと森三中の卒業を報じた。2007年の放送開始から同番組を引っ張ってきた2組がいなくなることに、「えーー！　イッテQには、イモトと森三中必要やろ！」「この4人がいなくなるのは寂しすぎる」とネット上は騒然としている。

4月19日、日曜8時～の番組視聴率（ビデオリサーチ調べ、関東地区）がNHK大河ドラマ『麒麟がくる』、『世界の果てまでイッテQ！』そして『ポツンと一軒家』（テレビ朝日系）がいずれも15％を超えるという高視聴率で、三つ巴のハイレベルな戦いを繰り広げている。しかし昨今の世情を受けてテレビ番組の収録やロケ中止が相次いでいるため、3番組とも今後の放送の見通しが立たない状況だ。特に海外ロケが主体の『イッテQ！』は、数あるバラエティ番組の中でも「一番厳しい」という声が同業者から聞こえてくる。

同番組で「珍獣ハンターイモト」「イッテQ！登山部」の企画で世界を駆け回り、難易度の高い山の登頂を目指したイモトアヤコ。「イッテQ！温泉同好会」の主力メンバーとして、世界一の温泉を探し求めるだけでなく寒中水泳や相撲、ゲテモノ料理堪能など様々な企画に文字通り身体を張って挑戦するなど女芸人の先頭に立ってきたのが森三中である。どの企画も腹の底から笑うだけでなく、