大御所ハリウッド俳優のトミー・リー・ジョーンズが主演するサントリーコーヒー「BOSS」の新CMが、21日からWEBで公開されている。14年間放送されてきたシリーズのCMは90作を超え、そのなかから選んだ名場面を再編集したものだ。2018年2月21日に亡くなった大杉漣さんが出演した「地上の星」篇(2008年8月)の一コマをはじめ、懐かしい映像が視聴者の琴線に触れたようである。
トミー・リー・ジョーンズがウィル・スミスとタッグを組んだ映画『メン・イン・ブラック』シリーズで演じたのは、地球上で人間に姿を変えるなどして生活するエイリアンたちを監視して存在を隠す組織「MIB」(メン・イン・ブラック)のエージェントという役柄だ。
そのトミー・リー・ジョーンズを未知なる惑星・地球を調査するためにやってきた「宇宙人ジョーンズ」として起用したCMは、2006年4月の第1弾放映以来シリーズ化されて14年間続いていることからも世間の共感を得ていることがうかがわれる。
新CM「宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス」篇は新型コロナウイルスの感染予防対策として「とにかく、全力で手を洗おう」などの心がけを、過去映像で人々の暮らしぶりを振り返りながら呼びかけ、最後に「ただ、この惑星の住人は…」といつものように締める構成になっている。
過去映像は宇宙人ジョーンズがサントリー社員となる「入社前」篇(2014年7月)からはじまり、