エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】さだまさし『いのちの理由』に共感の声 「みんな誰かの大事な人、傷つけていい人なんていない」

さだまさしの大きな魅力と言えるだろう。このたびの『行列』では、撮影に集中するあまり思わぬ事故で命を落としたプロカメラマンの夫を思う妻を歌った『極光(オーロラ)』(1982年)や、交通事故で奪った命を償えるものではないと分かりつつ「薄い給料袋」から遺族に送金を続ける若者を歌った『償い』(1982年)についても紹介された。

さだまさしのトーク&ライブ番組『発売日だから生でさだまさし』(画像は『さだまさし 2020年5月24日付Instagram「再配信決定「発売日だから生でさだまさし」」』のスクリーンショット)

最後にさだまさしが弾き語った『いのちの理由』は、宗祖法然上人800年大遠忌記念の「法然共生(ともいき)イメージソング」として浄土宗から依頼されて書き下ろした楽曲で、さだまさしのアルバム『美しい朝』(2009年)に収録されており、『さだまさし国民投票』では6位に選ばれた。

「いのちの理由、生まれてきた理由は父母や友だち、愛する人との出会いにある。人生には悲しみもあるが、誰もが幸せなるため生まれてきたのであり、出会いによってそれを知っていく」というような大きな慈愛を感じる歌である。

10年以上の時を経て、昨今の世情から『いのちの理由』が再注目されている。

そうしたなか『行列』の視聴者からTwitter上で「今のご時世みんなに聞いてほしいね!! 愛しい人を護るために」、「SNSで『傷』が簡単な時代…時が変わってもいのちの理由は絶対に変わらない。大変な時期に弾き語りで聴けた事に感謝です」、「今だから聴いてほしい さだまさしさん熱唱『いのちの理由』」、「昨日の今日でめっちゃ突き刺さるよね…」、「みんな誰かの大事な人で、傷つけていい人なんていない。少しでも後悔して欲しい。自分のしたこと忘れないで欲しい」などの反響があった。

画像2、3枚目は『さだまさし 2020年5月24日付Instagram「再配信決定「発売日だから生でさだまさし」」「後藤輝基さんと」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

後藤輝基(フットボールアワー)とさだまさし(画像は『さだまさし 2020年5月24日付Instagram「後藤輝基さんと」』のスクリーンショット)

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