昨年7月にこの世を去った人気若手俳優キャメロン・ボイスの母リビーさんが、息子の死後に設立されたチャリティー団体「キャメロン・ボイス・ファンデーション」のInstagramを更新した。生きていれば今月28日に21歳の誕生日を迎えるはずだったキャメロン。彼の名を冠したチャリティーには、ファンからの寄付金や温かいメッセージが多数寄せられ、リビーさんは涙ぐみながら感謝の言葉を伝えた。
ディズニー・チャンネルのドラマ『ジェシー!』や『ディセンダント』などで人気を博した俳優キャメロン・ボイスが、持病のてんかんが引き起こした発作により20歳という若さでこの世を去ったのは昨年7月のことだった。前途有望だった俳優の若すぎる死には、アダム・サンドラーやミシェル・オバマ前大統領夫人、そして共演者や関係者が多数の追悼メッセージを寄せた。
キャメロンの死後、父ヴィクターさんと母リビーさんは生前銃暴力撲滅に向けて尽力していたキャメロンの遺志を引き継ぎ、「若者が暴力やネガティビティーではなく、アートやクリエティビティーによって自己を表現できる場を提供し、よりポジティブな社会へと変えていく」目的で、チャリティー団体「キャメロン・ボイス・ファンデーション」を設立した。
設立以来、アートプログラムへの寄付をはじめ様々な活動を続けている同団体は今月24日、28日に21歳の誕生日を迎えるはずだったキャメロンを称え、銃暴力の撲滅とてんかんのリサーチ活動に向けて5万ドル(約540万円)の寄付を呼びかけるキャンペーンを実施した。誕生日の前日27日にはキャメロンの母リビーさんが短い動画を公開し、