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writer : ac

【海外発!Breaking News】豊胸シリコンで命拾い 左胸を撃たれた女性(カナダ)

カナダ・オンタリオ州トロントで、左胸に銃弾を受けた30歳の女性が豊胸手術で挿入したシリコンインプラントによって命拾いをしたことを『LADbible』『Gizmodo』などが伝えている。このケースは今月15日に形成外科ケース・スタディ専門ジャーナル『Plastic Surgery Case Studies』で報告された。

女性が銃撃を受けたのは2018年のことで、このケースを報告した医学ジャーナルでは事件の詳細については触れてはいない。ただ事件はオンタリオ州トロントの街中で発生し、女性は歩いている際に突然、左胸に激痛が走るのを感じたそうだ。そしてジワジワと溢れ出た血によって洋服が真っ赤に染まった女性は、近くの救命センターに自分で向かい助けを求めている。

女性は左胸を撃たれており、その後の検査によって弾丸は豊胸で挿入されていた左胸のシリコンから右胸のシリコンを貫通し、乳房組織を通って右下の胸壁で留まっていることが判明した。弾丸の衝撃により右のシリコンは半回転していたが、女性は肋骨を骨折しただけで命に別状はなかった。

担当医の形成外科医ジャンカルロ・マッケベニュー氏(Giancarlo McEvenue)は「心臓や胸腔上部に位置する左胸のシリコンが衝撃を吸収し、弾丸がそれたようです。2つのシリコンにより女性は命を救われたのです」と語っており、

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