世界には稀な疾患を抱え、見た目が人と違うだけで人生に大きな苦難を抱える人がいるが、アメリカに住む小人症の男性は家族の愛に包まれて幸せな日々を送っているようだ。そんな彼が28歳の誕生日を迎え、自分よりも身長が2倍以上ある25歳の弟と一緒に記念写真を撮ったことが話題となっている。『The Sun』『Daily Star』などが伝えた。
米ジョージア州ジャクソン郡コマースに住むニック・スミスさん(Nick Smith、28)は、変異小頭原始性小人症を抱えてこの世に生を受けた。『Daily Star』によると、この疾患は世界で100人しか症例がなく、現在のニックさんは3歳児と同じくらいの身長で幼児程度の知能しか持ち合わせていないとのことだ。
またこの病気によって、若くして高齢者がかかるような病気を発症することもあるそうだ。母親のシェリーさん(Shelly)は、ニックさんを出産したばかりの頃に医師から長くは生きられないことや「歩いたり話したりできるかも分からない」と告げられて愕然としたという。
そのため家族にとって、ニックさんが誕生日を迎えられることは非常に感慨深いものとなるようだ。そして今年の3月にニックさんは28歳の誕生日を迎えた。そこには弟のレヴィさん(Levi)とトラヴィスさん(Travis)も一緒に祝う姿があった。
そこでニックさんは記念にレヴィさんと並んで写真を撮ったのだが、ニックさんの身長が約76センチに対してレヴィさんは約195センチもあり、身長差が約120センチもあった。ニックさんのFacebookにこの写真が投稿されると、